補聴器で電話が聞き取りにくい方は何が原因?千里山補聴器での改善提案
補聴器で電話が聞き取りにくい方へ、原因や対策、試聴相談の流れを当店が解説します。
まず試したい電話の工夫
耳かけ型は当てる位置が大切です
耳かけ型やRICタイプの補聴器で電話が聞き取りにくい場合は、まず受話器を当てる位置を変えてみてください。耳の穴ではなく、耳の上にある補聴器本体へ受話器のスピーカー部分を近づけることが大切です。
その理由は、耳かけ型補聴器のマイクが耳穴ではなく、本体側にあるからです。これまでの習慣で耳穴に受話器を当ててしまうと、電話の声がマイクに入りにくくなります。さらに、耳せんやイヤーモールドが外から入る音をある程度さえぎるため、耳穴に当てた音がこもって感じることがあります。
具体的には、受話器を耳の上に少しずらし、補聴器本体に向けて近づけます。強く押し当てる必要はありません。少しずつ角度を変えながら、一番声がはっきりする位置を探してみてください。スマートフォンでも同じように、スピーカーの位置を補聴器のマイクに合わせると聞き取りやすくなる場合があります。
「補聴器をつけているのに電話だけ聞こえない」と感じる方は、機械の不具合と決めつける前に、まずこの持ち方を試してみましょう。当店でも、ご来店時に実際の装用状態を確認しながら、電話の当て方を一緒に確認できます。
耳あな型は押し当てすぎに注意です
耳あな型補聴器で電話中にピーピー音が鳴る場合は、受話器を強く押し当てすぎている可能性があります。耳あな型は電話を使いやすい形ですが、密着させすぎるとハウリングが起こりやすくなることがあります。
ハウリングは、補聴器から出た音が外へ漏れ、その音を補聴器のマイクが再び拾ってしまうことで起こります。受話器を耳に強く押し当てると、耳の形が少し変わり、補聴器と耳の間にわずかなすき間ができることがあります。そこから漏れた音が受話器の中で反射し、ピーピー音につながります。
この場合は、受話器を耳から1〜2cmほど軽く浮かせる、または少し斜めに当てて空気の逃げ道を作ると改善することがあります。音が小さくなるのではと不安になるかもしれませんが、強く押し当てるよりも、少し離したほうが声が安定して聞こえる方もいます。
ただし、電話のとき以外にもハウリングが起こる場合は、補聴器の形が合っていない、耳せんが劣化している、耳あかが影響しているなどの可能性もあります。何度も同じ症状が出る場合は、点検や再調整をおすすめします。
周囲の音を減らすだけでも変わります
電話を聞き取りやすくするには、補聴器や電話機だけでなく、周囲の音を減らすことも大切です。テレビ、換気扇、食器の音、家族の会話、外の車の音が重なると、電話の声が埋もれてしまいます。
補聴器は、必要な音を聞き取りやすくするための機器ですが、周りの音が多い環境では脳が言葉を判断する負担が大きくなります。特に電話では、相手の表情や口の動きが見えないため、声以外の雑音が少ないほうが聞き取りやすくなります。
例えば、電話が鳴ったらテレビの音を下げる、窓を閉める、静かな部屋に移動する、換気扇から離れるといった工夫があります。スマートフォンなら、状況に応じてスピーカーモードを使い、両耳で聞く方法もあります。両耳に補聴器をつけている方は、片耳だけで電話を聞くより言葉をつかみやすい場合があります。
ただし、スピーカーモードでは会話内容が周囲に聞こえやすくなります。病院、金融機関、家族の個人情報を扱う電話では、静かで人に聞かれにくい場所を選びましょう。聞こえやすさと安心して話せる環境の両方を整えることが大切です。
電話が聞き取りにくい方へ
電話だけ苦手な方は多いです
補聴器をつけているのに、電話になると急に聞き取りにくい。相手の声がこもる、言葉の一部だけ分からない、何度も聞き返してしまう。そのようなお悩みは、当店にもよく寄せられます。
まずお伝えしたいのは、電話だけ聞き取りにくい状態は決して珍しくないということです。対面の会話では、相手の口の動き、表情、身ぶり、話す場の雰囲気などを自然に手がかりにしています。一方で、電話では声だけで内容を判断しなければなりません。少し声がこもっただけでも、言葉の意味をつかみにくくなります。
特に、加齢にともなう聞こえの変化では、高い音の成分が聞き取りにくくなる方が多く見られます。言葉の聞き分けには「さ行」「た行」「か行」などの子音が大切ですが、電話ではこの細かな音の輪郭がぼやけやすくなります。音量を上げても、言葉そのものがはっきりしないと感じるのはこのためです。
当店では、電話が聞き取りにくい方に対して、補聴器の調整だけでなく、受話器の当て方、電話機の種類、スマートフォンとの接続、生活環境まで含めて確認しています。電話の聞こえに不安がある方、今の補聴器が合っているか確認したい方、買い替え前に試したい方に向いています。一方で、急に聞こえが落ちた場合や耳の痛みがある場合は、先に耳鼻咽喉科での確認が必要です。選ぶ基準は、補聴器の形、使う電話の種類、実生活での聞こえ方、調整を続けられるかどうかです。
当店では原因を一緒に確認します
電話が聞き取りにくい原因は、ひとつとは限りません。補聴器の音量不足だけでなく、受話器の当て方、補聴器の形、電話回線、周囲の音、相手の話し方が重なっていることもあります。
例えば、耳かけ型補聴器をお使いの方が、今まで通り耳の穴に受話器を当てていると、電話の声が補聴器のマイクにうまく入りません。耳かけ型やRICタイプは、音を拾うマイクが耳の上や後ろ側にあります。そのため、耳穴ではなく補聴器本体のマイク付近に受話器を近づける必要があります。
一方で、耳あな型補聴器の場合は、比較的これまでと近い持ち方で電話を使いやすい形です。ただ、受話器を耳に強く押し当てると、補聴器と耳の間にわずかなすき間ができ、ピーピーというハウリングが起こることがあります。これは故障ではなく、音が回り込んでいる状態のことも多いです。
千里山補聴器では、普段どの電話で困っているのか、固定電話なのかスマートフォンなのか、どの相手の声が聞き取りにくいのかをお伺いします。必要に応じて、今お使いの補聴器の状態や調整内容も確認します。買い替えを急ぐ前に、まずは原因を切り分けることが大切です。
先に知りたい選び分け
電話の聞こえを改善したい場合、最初から高性能な補聴器だけを考える必要はありません。現在の聞こえ方や生活環境によって、電話機側の工夫で足りる場合もあれば、補聴器の調整や機種の見直しが必要な場合もあります。
固定電話だけが少し聞き取りにくい方は、受話音量を上げられる電話機や、高齢者向けの電話機が役立つことがあります。ボタンが大きい機種や、受話音量を調整しやすい機種なら、操作の負担も減らせます。ただし、音量を大きくするだけでは、言葉の明瞭さまで改善しない場合があります。雑音も一緒に大きくなることがあるためです。
電話だけでなく、家族との会話、テレビ、外出先でも聞き返しが増えている場合は、補聴器の調整や見直しをおすすめします。補聴器は、聞こえの状態に合わせて音の高さごとに調整できる医療機器です。単に音を大きくするのではなく、必要な音を聞き取りやすくすることを目指します。
選び分けの目安は、「電話だけの悩みなのか」「日常会話にも困っているのか」です。さらに、スマートフォンをよく使う方は、補聴器とスマートフォンを直接つなげられる機能も確認するとよいでしょう。当店では、耳かけ型、耳あな型、骨伝導型など、複数の形状から生活に合わせてご提案しています。
補聴器と電話機の選び方
電話機の工夫で足りる場合があります
電話の聞き取りにくさが軽い場合は、補聴器の買い替えではなく、電話機側の工夫で改善することがあります。受話音量を調整できる電話機や、高齢者向けの大きなボタン付き電話機、受話音を増幅する機器などが選択肢になります。
こうした機器が向いているのは、普段の会話には大きな不自由がなく、固定電話だけ少し聞き取りにくい方です。電話機の音量を少し上げるだけで相手の声が分かりやすくなるなら、まずは電話機の設定や機能を見直す価値があります。
ただし、音量を上げても言葉がはっきりしない場合は注意が必要です。受話音量を増幅する機器は、相手の声だけでなく、回線のノイズや周囲の雑音も一緒に大きくすることがあります。音は大きくなっても、言葉の聞き分けが改善しないこともあります。
選び方の目安としては、固定電話だけが少し聞き取りにくい方は、まず電話機の音量設定や高齢者向け電話機を確認するとよいでしょう。電話以外の会話でも聞き返しが増えている方は、補聴器の調整や見直しをおすすめします。スマートフォンでの通話が多い方は、補聴器とスマートフォンを直接つなげられる機能があるかも確認しておきたいポイントです。
当店では、電話だけの問題なのか、日常生活全体の聞こえの問題なのかを確認しながらご相談を進めます。補聴器が必要な状態かどうか分からない方も、無理に購入をおすすめすることはありません。まずは今の聞こえの状態を知ることから始めましょう。
補聴器は調整で聞こえが変わります
電話の聞き取りを改善したい場合、補聴器は機種だけでなく調整がとても大切です。補聴器は、ただ音を大きくするものではありません。聞こえにくい音の高さや生活環境に合わせて、細かく音を整えていく医療機器です。
例えば、高い音が聞き取りにくい方に低い音ばかり大きくしても、言葉の明瞭さは上がりにくいです。反対に、高音を急に強めすぎると、紙の音、食器の音、換気扇の音が気になりやすくなることがあります。このため、聞き取りやすさと疲れにくさのバランスを見ながら調整する必要があります。
電話で困っている方には、普段の会話、テレビ、外出先、固定電話、スマートフォンなど、実際の生活場面をお伺いします。どの場面で困るのかが分かると、必要な調整も見えやすくなります。補聴器を使い始めたばかりの方は、脳が新しい音に慣れるまで時間がかかることもあります。
千里山補聴器では、聞こえの変化に合わせて無料で再調整を行っています。初回の調整だけで終わりではなく、実際に使ってみた感想をもとに、少しずつ快適な聞こえへ近づけていくことを大切にしています。
スマホ連携も確認したい機能です
スマートフォンでの通話が多い方は、補聴器とスマートフォンを直接つなげられる機能も確認しておきたいポイントです。対応する補聴器であれば、通話音声を補聴器へ直接届けられる場合があります。
この機能があると、受話器を耳に当てる位置で悩みにくくなります。相手の声がスマートフォンのスピーカーから出るのではなく、補聴器に直接入るため、周囲の音の影響を受けにくく感じる方もいます。両耳装用の方であれば、左右から通話音声を聞ける場合もあり、片耳で電話を聞くより楽になることがあります。
ただし、すべてのスマートフォンと補聴器が対応しているわけではありません。iPhone、Android、補聴器のメーカーや機種、スマートフォンのOSによって使える機能が異なります。購入前には、今お使いのスマートフォンで実際に接続できるかを確認しましょう。
また、Bluetooth接続は便利な反面、接続が切れる、音が片耳だけになる、着信音に気づきにくいといったことが起こる場合もあります。当店では、対応機種の確認だけでなく、使い方の不安も含めてご相談いただけます。スマートフォン操作が苦手な方も、まずは遠慮なくお声がけください。
費用と追加確認のポイント
本体価格は性能と形で変わります
補聴器の価格は、形や性能、搭載されている機能によって幅があります。千里山補聴器では、補聴器を5万円からご用意しています。ご予算、聞こえの状態、使う場面に合わせて、無理のない候補をご提案します。
価格差が出る理由は、音を処理する性能、雑音を抑える力、充電式か電池式か、スマートフォン連携の有無、対応できる難聴の程度などが異なるためです。電話を重視する方の場合、受話器で使いやすい形か、スマートフォンとつながるか、両耳で通話音を聞けるかも確認したいポイントです。
例えば、耳あな型は電話を自然な持ち方で使いやすい一方、耳の形や聞こえの程度によって向き不向きがあります。耳かけ型やRICタイプは幅広い聞こえに対応しやすく、機能の選択肢も多いですが、受話器を当てる位置に慣れが必要です。
高い補聴器がすべての方に最適とは限りません。反対に、価格だけで選ぶと、電話や外出先での聞こえに不満が残る場合もあります。大切なのは、生活の中でどの音に困っているのかを確認したうえで、必要な性能を見極めることです。
追加費用も事前に確認しましょう
補聴器を検討するときは、本体価格だけでなく、購入後にかかる可能性のある費用も確認しておきましょう。費用の見通しがあると、購入後の不安を減らせます。
一般的に確認したいのは、調整費、修理費、保証内容、電池代、充電器、耳せんやイヤーモールドの交換費用などです。耳の形は年齢や体調によって少しずつ変わることがあり、以前は合っていた耳せんがゆるくなることもあります。そうなると、ハウリングや聞こえにくさの原因になる場合があります。
千里山補聴器では、聞こえの変化に合わせた再調整を無料で行っています。購入後も、聞こえ方が変わったと感じたときや、電話での聞き取りに不安が出たときは、お気軽にご相談ください。修理や部品交換が必要な場合は、内容に応じて費用が変わることがありますので、その都度ご案内します。
また、他店購入の補聴器についてもご相談いただけます。今の補聴器で電話だけ困っている方は、買い替えの前に、調整や使い方で改善できるか確認する方法もあります。見積もり前には、本体価格、試聴期間、保証、調整、修理、消耗品までまとめて確認しておくと安心です。
補助金や助成制度もご相談ください
補聴器の購入では、条件によって補助や助成制度を利用できる場合があります。すべての方が対象になるわけではありませんが、費用負担を軽くできる可能性があるため、購入前に確認しておくことをおすすめします。
代表的なものとして、障害者総合支援法に基づく補聴器の支給制度があります。利用には、聴力の条件や身体障害者手帳の交付などが関係します。また、自治体によっては独自の助成制度が設けられている場合もあります。制度内容は地域や時期によって変わることがあるため、事前確認が必要です。
医療費控除についても、条件により対象となる場合があります。ただし、補聴器を購入すれば必ず控除できるというものではありません。耳鼻咽喉科での診察や必要書類などが関係する場合があるため、購入前に確認しておくと安心です。
千里山補聴器では、補聴器購入に関する補助金や助成制度についてもご相談いただけます。購入を伴わないご相談でも構いません。制度が使えるか不安な方、何から確認すればよいか分からない方も、まずはお気軽にご来店予約ください。
千里山補聴器のサポート
1か月の試聴貸出があります
千里山補聴器では、補聴器を1か月間じっくり試聴していただけます。電話の聞き取りは、お店の中だけでは判断しにくいものです。自宅の固定電話、普段使っているスマートフォン、家族との会話、テレビ、外出先など、実際の生活で確認することが大切です。
例えば、店内では聞こえたのに、自宅のリビングではテレビの音と重なって聞き取りにくいことがあります。スマートフォンでは聞こえるのに、固定電話ではこもって感じる方もいます。こうした違いは、実際に使ってみないと分かりません。
1か月の試聴期間があることで、電話の聞こえ方を落ち着いて確認できます。聞き取りにくい場面があれば、再調整を重ねながら、自分に合う音を探していくことができます。初めて補聴器を使う方は、すぐによく聞こえるというより、少しずつ慣らしていくことが大切です。
「補聴器を使っても電話が聞こえるようになるか不安」「今の補聴器より快適になるか試したい」という方は、まず試聴貸出をご利用ください。ご来店予約はこちらから、お電話の場合は06-6310-0311までどうぞ。
経験27年の技能者が対応します
千里山補聴器では、経験29年の認定補聴器技能者が対応しています。補聴器は、同じ機種を選んでも調整によって聞こえ方が変わります。特に電話の聞き取りでは、音量を上げるだけでなく、言葉の聞き取りやすさ、雑音の感じ方、ハウリングの出やすさを見ながら調整することが大切です。
補聴器は、耳の聞こえや形に合わせて使うものです。小さい音を大きくするだけでは、快適に聞こえるとは限りません。高い音が聞き取りにくい方、低い音が響きやすい方、騒がしい場所が苦手な方など、聞こえ方は一人ひとり違います。
当店では、カウンセリング、聞こえの確認、補聴器選び、フィッティング、試聴、購入、アフターサービスまで、段階を踏んでサポートしています。購入後も、聞こえの変化に合わせて無料で再調整いたします。電話で困る場面が変わった場合も、その都度ご相談ください。
また、他店で購入された補聴器のご相談も承っています。電話だけ聞き取りにくい、ピーピー音が気になる、スマートフォンとつながらないなどのお悩みも、状態を確認しながら対応いたします。
多数メーカーから提案できます
千里山補聴器では、多数の補聴器メーカーを取り扱っています。メーカーごとに音の特徴、雑音を抑える考え方、スマートフォン連携、充電方式、形状の得意分野が異なります。そのため、ひとつのメーカーだけで判断するより、複数の選択肢から比べることが大切です。
当店では、GNリサウンド、フォナック、シバントス、ワイデックス、オーティコン、コルチトーン、リオネット、スターキーなどを取り扱っています。お客様の聞こえの状態、生活環境、ご予算、使い方に合わせて候補をご提案します。
電話を重視する方は、次の点を確認すると選びやすくなります。
- 固定電話で受話器を当てやすい形か
- スマートフォンと直接つながるか
- 両耳で通話音声を聞けるか
- ハウリングが起きにくい調整ができるか
- 充電式と電池式のどちらが使いやすいか
- 試聴中に実際の電話で確認できるか
また、2025年5月発売のリサウンド・ビビア、リサウンド・サビ―の試聴、無料貸し出しも行っています。新しい補聴器に関心がある方は、電話の聞き取りだけでなく、普段の会話や外出先での使い心地も合わせてお試しください。
よくある質問
ピーピー音は故障ですか?
電話中のピーピー音は、必ずしも故障ではありません。多くの場合、補聴器から出た音が外へ漏れ、その音を補聴器のマイクが拾ってしまうことで起こります。これをハウリングといいます。
耳あな型補聴器では、受話器を耳に強く押し当てたときに起こりやすくなります。受話器を少し浮かせる、斜めに当てる、耳を押しつぶさないようにすることで改善することがあります。耳かけ型補聴器では、受話器を耳穴ではなく、耳の上の補聴器本体へ近づけることが大切です。
ただし、電話以外の場面でも頻繁にピーピー鳴る場合は、補聴器の形が合っていない、耳せんが劣化している、耳あかが影響している、機器に不具合があるなどの可能性があります。以前より急に鳴りやすくなった場合は、早めに点検を受けてください。
当店では、ハウリングの原因が持ち方なのか、調整なのか、部品の状態なのかを確認しながら対応します。電話のたびに不快な音が出る方は、我慢せずご相談ください。
補聴器で電話は完全に聞こえますか?
補聴器を使うことで電話が聞き取りやすくなる可能性はあります。ただし、健聴の方とまったく同じように聞こえると断定することはできません。補聴器は聞こえを助ける医療機器であり、聴力そのものを元に戻すものではないからです。
特に感音難聴では、音を感じ取る内耳や神経の働きが弱くなっていることがあります。この場合、音量を上げても、言葉の細かな違いを聞き分ける力に限界が残ることがあります。また、電話の音声そのものがこもっている、相手が早口、周囲が騒がしいといった条件では、補聴器だけで完全に補うことは難しくなります。
とはいえ、補聴器の調整、受話器の持ち方、スマートフォン連携、静かな環境づくり、相手への話し方のお願いを組み合わせることで、電話の負担を減らせる場合があります。大切なのは、補聴器だけに頼りきるのではなく、実生活で使いやすい方法を一緒に作っていくことです。
当店では、1か月の試聴期間を活用しながら、電話での聞こえも確認できます。購入前に自宅の電話やスマートフォンで試したい方は、お気軽にご相談ください。
スマホの声を補聴器で聞けますか?
対応する補聴器とスマートフォンであれば、通話音声を補聴器へ直接届けられる場合があります。スマートフォンのスピーカーから出た音を補聴器で拾うのではなく、音声を補聴器へ送るため、受話器の位置合わせが苦手な方に向いています。
この機能が使えると、相手の声を両耳で聞ける場合があります。片耳で電話を聞くよりも、言葉をつかみやすいと感じる方もいます。また、受話器を耳に強く押し当てないため、ハウリングの不安を減らせることもあります。
ただし、すべての補聴器とスマートフォンが対応しているわけではありません。iPhone、Android、補聴器の機種、スマートフォンのOSによって使える機能が変わります。購入前に、今お使いのスマートフォンで実際に接続できるか確認することをおすすめします。
スマートフォン操作に不安がある方もご安心ください。当店では、補聴器選びだけでなく、使い方や接続の不安も含めてご相談いただけます。ご来店時には、お使いのスマートフォンも一緒にお持ちください。
固定電話とスマホはどちらがよいですか?
固定電話とスマートフォンのどちらがよいかは、使う方の生活によって変わります。操作の分かりやすさを重視するなら固定電話が安心です。一方で、補聴器との直接接続や両耳での通話を重視するなら、スマートフォンが使いやすい場合があります。
固定電話は、置き場所が決まっていて、ボタンが大きい機種も多く、長年使い慣れている方には安心感があります。受話音量を大きくできる電話機を選べば、聞き取りが楽になることもあります。ただし、回線や相手の電話環境によっては、声がこもって聞こえることがあります。
スマートフォンは、対応する補聴器とつながれば、通話音声を直接補聴器で聞ける場合があります。反面、充電、通知、Bluetooth接続などの管理が必要です。操作に慣れていない方には、最初は少し難しく感じるかもしれません。
迷う場合は、固定電話を残しながら、スマートフォン連携も試す方法があります。大切なのは、普段誰と電話をするのか、どの場面で困るのかを整理して選ぶことです。当店では、生活に合わせた使い分けも一緒に考えます。
家族はどう話せばよいですか?
ご家族が電話で話すときは、大きな声で話すよりも、ゆっくり、短く、はっきり話すことが大切です。声を張り上げると音が割れたり、かえって聞き取りにくくなったりすることがあります。
まず、電話の最初に名前を名乗りましょう。そのうえで、用件を短く区切って伝えます。数字、日付、時間、場所は聞き間違いが起こりやすいため、一つずつ分けて話すと安心です。例えば「明日3時」ではなく、「明日、25日の午後3時です」と伝えると、確認しやすくなります。
大切な内容は、最後に復唱してもらうのもおすすめです。病院の予約、薬の内容、金融機関の用件などは、電話だけで終わらせず、メモやメールで残せるとさらに安心です。
聞き返しが増えると、ご本人もご家族も疲れてしまいます。ただ、聞き返しは努力不足ではありません。電話はもともと聞き取りにくい条件が重なりやすいものです。補聴器の調整とあわせて、ご家族の話し方を少し整えるだけでも、電話への不安は軽くなります。
電話の悩みはご相談ください
補聴器で電話が聞き取りにくい方へ
補聴器をつけても電話が聞き取りにくいときは、買い替えだけを急ぐ必要はありません。まずは、補聴器の形、受話器の当て方、ハウリングの有無、電話機の種類、スマートフォン連携、普段の生活環境を確認しましょう。
ご相談前には、次の内容をメモしておくとスムーズです。
- 固定電話とスマートフォンのどちらで困るか
- 相手の声が小さいのか、こもるのか、言葉が分からないのか
- ピーピー音が出るのは電話中だけか
- 右耳と左耳のどちらで電話を使っているか
- 補聴器の形は耳かけ型か耳あな型か
- スマートフォンの機種名
- 仕事や日常で電話を使う頻度
- 聞き間違いで困ったことがあるか
千里山補聴器は、阪急千里山駅西口より徒歩2分の補聴器専門店です。吹田市千里山で、補聴器の新規購入、聞こえの再調整、修理、他店購入の補聴器に関するご相談を承っています。営業時間は10:00〜18:00、定休日は日曜・祝日です。
混雑時にお待たせしないため、事前予約をおすすめしています。お電話でのお問い合わせは06-6310-0311までどうぞ。Web予約の場合は、2営業日以内にご連絡いたします。電話の聞き取りでお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。
補聴器で電話が聞き取りにくい方へ
- 電話が聞き取りにくい原因は補聴器だけとは限らない
- 対面会話と違い電話は表情や口の動きが使えない
- 耳かけ型は受話器を耳穴ではなく耳の上へ近づける
- 耳あな型は受話器を強く押し当てないことが大切
- ピーピー音は持ち方で起きるハウリングの場合がある
- 固定電話は声がこもりやすく限界が残ることがある
- スマホ連携補聴器は通話音を直接聞ける場合がある
- 音量を上げるだけでは言葉が明瞭になるとは限らない
- 補聴器は本体価格だけでなく調整や部品費も確認する
- 試聴期間中に自宅の電話やスマホで実際に試すべき
- 家族は大声よりもゆっくり短くはっきり話すことが重要
- 急な聞こえの変化や耳の痛みがある場合は先に受診が必要
- 千里山補聴器では1か月試聴しながら聞こえを確認できる
- 経験29年の認定補聴器技能者が聞こえに合わせて調整する
- 電話の悩みは補聴器の形と生活環境に合わせた相談が近道
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