補聴器で音が響く原因と具体的な対策を専門家が解説

補聴器で音が響く原因


まず故障とは限りません

補聴器をつけたときに「自分の声が響く」「音がこもる」「周りの音が大きく感じる」と不安になる方は少なくありません。特に初めて補聴器を使う方は、今まで聞こえにくかった音が急に入ってくるため、違和感を強く感じやすいです。

まず知っておきたいのは、音が響くからといって、すぐに補聴器の故障や選び間違いとは限らないことです。耳をふさぐことで起きる物理的な変化、補聴器が自分の声も拾って増幅すること、脳が新しい音に慣れていないことなど、いくつかの原因が重なって起こります。

例えば、指で耳をふさいで話すと、自分の声が頭の中でこもって聞こえることがあります。補聴器でも、耳せんや耳あな型の形によって似た状態が起こる場合があります。一方で、耳せんが合っていない、音量設定が強すぎる、ハウリングが起きているなど、調整が必要なケースもあります。

補聴器の響きは「慣れれば必ず我慢できる」と決めつけるものではありません。軽い違和感なら段階的な使用で落ち着くことがありますが、耐えられない響きや痛み、急な聞こえの変化がある場合は早めに相談が必要です。音に敏感な方や初めて使う方には、貸し出しで生活の中の聞こえを確認できるお店が向いています。反対に、価格だけで決めたい方や一度の調整で終わらせたい方は注意が必要です。選ぶ基準は、本体の性能だけでなく、耳に合う形、調整の細かさ、購入後に相談しやすいかどうかです。


自分の声が響く仕組み

自分の声が響く主な理由は、耳の穴がふさがることで声の振動が逃げにくくなるためです。これを難しい言葉では閉塞感と呼ぶことがありますが、要するに「耳をふさいだまま話しているような状態」に近いものです。

人はふだん、自分の声を空気から入る音と、体の内側を通って伝わる振動の両方で聞いています。補聴器をつけると、耳の中に耳せんや本体が入るため、内側から伝わる低い音がこもりやすくなります。さらに、補聴器のマイクは口に近い位置にあるため、自分の声を大きく拾いやすいです。

例えば、家族から「声が大きい」と言われていた方が補聴器をつけると、今度は自分の声が急に大きく聞こえて驚くことがあります。これは、今まで聞こえにくかった自分の声が補われた結果でもあります。ただ、声が響きすぎる場合は、音量や低い音の調整、耳せんの形、通気の具合を見直すことで軽くなる可能性があります。

向いている対策は人によって違います。軽度の難聴で低い音が比較的聞こえている方は、耳をふさぎにくいタイプが合うことがあります。一方で、中等度以上の難聴や音漏れが起きやすい方は、単に耳を開ければよいとは限りません。自分の声の響きは、聴力、耳の形、使う環境を合わせて見ることが大切です。


ピーピー音との違い

自分の声が響くことと、補聴器からピーピー音がすることは別の現象です。ここを混同すると、対策を間違えやすくなります。

自分の声の響きは、耳の中で声の振動が逃げにくいときに起こりやすいものです。対策としては、通気をよくする、低い音の増幅を見直す、耳せんの種類を変えるなどが考えられます。つまり、必要に応じて「こもった音を逃がす」方向で調整します。

一方で、ピーピーという音はハウリングと呼ばれます。補聴器から出た音が耳せんや耳あなとの隙間から漏れ、その音をマイクが拾い直すことで起こります。この場合は、耳せんを正しく入れる、サイズを変える、耳型を採って作るイヤモールドを検討するなど、音漏れを減らす対応が必要です。

例えば、自分で話したときだけ声が頭に響くなら、閉塞感や自声の増幅が関係している可能性があります。帽子やマスク、電話、椅子の背もたれに触れたときにピーピー鳴るなら、ハウリングの可能性が高いです。響きを減らしたいのか、音漏れを防ぎたいのかで調整の方向が変わるため、来店時には「いつ」「どんな場面で」「どんな音がするか」を伝えると原因を探りやすくなります。


補聴器

響きやすい人と選び方


向いている対策を見分ける

補聴器の響きを減らすには、原因に合った対策を選ぶことが大切です。すべての人に同じ耳せん、同じ機種、同じ音量が合うわけではありません。

軽度の難聴で、低い音は比較的聞こえている方は、耳をふさぎすぎないオープンタイプの耳せんが向く場合があります。耳の中に空気の通り道ができるため、自分の声のこもりを軽くしやすいからです。ただし、聞こえの状態によっては必要な音まで逃げてしまい、言葉の聞き取りが弱くなることがあります。

中等度以上の難聴で音量が必要な方は、耳せんを開放しすぎるとハウリングが起きやすくなります。この場合は、耳型を採って作るイヤモールドや、耳あな型の形を細かく調整する方法が合うことがあります。耳にしっかり合えば、音漏れを減らしながら、必要な音を安定して届けやすくなります。

また、自分の声だけでなく周囲の音も響いてつらい方は、補聴器の性能や調整方法も確認したいところです。雑音を抑える機能、音環境を自動で判断する機能、自分の声を認識して処理する機能などは、機種によって差があります。選び分けの目安は、「自声のこもりが主な悩みか」「ピーピー音が主な悩みか」「騒がしい場所での会話が主な悩みか」です。


耳せんと耳あな型の違い

耳せんや補聴器の形は、響きやすさに大きく関わります。見た目だけで選ぶと、使い始めてから「思ったより自分の声がこもる」と感じることがあるため注意が必要です。

耳かけ型の補聴器では、先端につける耳せんを変えることで、通気のしやすさや密閉感を調整できます。軽く入るタイプは圧迫感が少なく、自分の声の響きが気になる方に合うことがあります。一方で、隙間が多すぎると音が漏れ、ハウリングが起きやすくなる場合があります。

耳あな型は、耳の中に本体が入るため、見た目が目立ちにくく、マスクやメガネの邪魔になりにくい利点があります。ただ、耳の穴をふさぐ面積が大きくなると、閉塞感が出やすい方もいます。小型で目立たないものほど、操作のしやすさや電池の扱い、紛失しにくさも確認したいところです。

例えば、外出時にマスクやメガネをよく使う方は耳あな型に魅力を感じやすいです。反対に、初めて補聴器を使う方や自分の声の響きに敏感な方は、耳かけ型で耳せんを変えながら試す方法が安心な場合もあります。形の違いは「見た目」だけでなく、「響き」「操作」「音漏れ」「慣れやすさ」まで含めて比べると選びやすくなります。


最新機能だけに頼らない

最新の補聴器には、音環境を自動で判断したり、雑音を抑えたり、自分の声を自然に聞こえやすくする機能が搭載されたものがあります。こうした機能は、響きやうるささを軽くする助けになります。

ただし、最新機能があれば調整なしで快適になるとは限りません。自分の声がこもる原因の一部は、耳をふさぐことで起こる物理的な変化です。ソフトウェアだけで完全に消すのは難しい場合があり、耳せんの形、通気孔、音量、周波数ごとの細かい調整と組み合わせる必要があります。

例えば、AIを使って会話と雑音を分ける機能がある機種でも、耳に合わない耳せんを使っていれば、ピーピー音やこもり感が出ることがあります。反対に、高価な機種でなくても、聴力に合った調整と無理のない慣らし方ができれば、日常生活で使いやすくなることもあります。

最新機能に向いているのは、騒がしい場所で会話をする機会が多い方、複数人での会話が多い方、聞こえの自然さを重視したい方です。一方で、静かな室内での会話が中心の方や、予算を抑えたい方は、機能を絞った機種でも合う可能性があります。大切なのは、機能名だけで判断せず、実際の生活環境で響き方を試すことです。


補聴器

響きを減らす調整方法


まずは音量を上げすぎない

補聴器の響きがつらいときは、必要以上に音量が上がっていないか確認することが大切です。聞こえにくさを補うために大きくした音が、自分の声や食器の音、紙の音まで強く感じさせることがあります。

補聴器は、単に小さい音を大きくすればよい機械ではありません。小さな会話は聞き取りやすくしながら、大きすぎる音や不快な音を抑える調整が必要です。特に使い始めは、今まで届きにくかった生活音が一度に入るため、脳が「うるさい」「響く」と感じやすくなります。

例えば、新聞をめくる音、食器が当たる音、水道の音などが気になる方もいます。これは補聴器が悪いというより、聞こえの世界が急に広がったことで起こることがあります。ただし、毎回つらいほど響くなら、我慢せずに再調整を受けたほうがよいです。

向いている進め方は、最初から強い音量にせず、少し控えめな設定から段階的に上げていくことです。慣れる前に無理をすると、補聴器そのものが嫌になってしまいます。購入前の試聴期間がある場合は、静かな部屋、家族との会話、買い物、屋外など、場面ごとの響き方をメモしておくと調整に役立ちます。


通気と密閉を調整する

自分の声のこもりを減らすには、耳の中の通気を見直す方法があります。耳せんの種類を変えたり、通気孔を調整したりすることで、声の振動が逃げやすくなる場合があります。

ただ、通気をよくすれば必ず解決するわけではありません。音が逃げやすくなると、補聴器で届けたい音も一部逃げることがあります。また、必要な音量が大きい方では、音漏れによってハウリングが起きやすくなる場合もあります。このため、通気と密閉はどちらが正しいというより、聞こえの状態に合わせてバランスを取るものです。

例えば、軽度難聴で自声の響きが主な悩みなら、耳をふさぎにくい耳せんが合うかもしれません。中等度以上で会話の聞き取りをしっかり補いたい方は、耳型に合ったイヤモールドのほうが安定することがあります。耳あな型の場合も、形や通気の設計によって感じ方が変わります。

確認したいのは、「こもりを減らしたい」のか「音漏れを防ぎたい」のかです。両方を同時に完全解決するのは難しいことがあるため、生活の中で何を優先するかを伝えると調整しやすくなります。家での会話、テレビ、外出、仕事など、困る場面を具体的に伝えることが改善への近道です。


慣れる練習も大切です

補聴器の響きは、調整だけでなく慣れによって軽くなることがあります。特に長い間聞こえにくい状態が続いていた方は、脳が静かな音環境に慣れているため、補聴器の音を強い刺激として受け取りやすいです。

慣れるためには、いきなり一日中使うよりも、無理のない時間から始める方法が向いています。静かな部屋で家族と話す、新聞や本を小さめの声で音読する、テレビをいつもより小さな音量で聞くなど、落ち着いた環境から進めるとよいでしょう。自分の声を聞く練習は、声の大きさを整える助けにもなります。

例えば、最初は1日30分から始め、慣れてきたら午前中だけ、次に外出時も使うというように段階を踏みます。補聴器に慣れる期間は人によって違いますが、数日で判断せず、数週間から数か月かけて調整と練習を重ねる方が合うことがあります。

もちろん、強い痛み、めまい、頭痛、急な聞こえの悪化がある場合は、慣れの問題だけと考えないでください。耳の状態に問題があることもあるため、必要に応じて耳鼻科で確認しましょう。慣れる努力と、我慢しすぎない判断の両方が大切です。


補聴器

費用と追加確認事項


本体価格の目安

補聴器の価格は、形状、性能、搭載されている機能、片耳か両耳かによって大きく変わります。材料にある千里山補聴器の案内では、補聴器は5万円から用意があるとされています。ただし、実際に合う機種は聞こえの状態や使う場面によって変わるため、価格だけで判断しないほうが安心です。

価格差が出る主な理由は、音を細かく調整できる範囲、雑音を抑える力、騒がしい場所での会話の聞き取りやすさ、充電式か電池式か、スマートフォン連携の有無などです。高価な機種ほど誰にでもよいという意味ではなく、必要な環境に合っているかが大切になります。

例えば、自宅で家族との会話が中心の方と、仕事や会合で複数人と話す方では、必要な機能が違います。外出が多く騒音下での会話に困る方は、雑音抑制や方向感を助ける機能が役立つことがあります。一方で、静かな環境で使うことが多い方は、機能を絞った機種でも満足できる可能性があります。

見積もり前には、片耳と両耳の価格差、保証期間、調整料、試聴できる期間、購入後の再調整の扱いを確認しましょう。補聴器は買って終わりではなく、生活の中で聞こえ方を確認しながら仕上げていくものです。


追加費用も見ておく

補聴器を選ぶときは、本体価格だけでなく、使い続けるための費用も見ておきたいところです。追加でかかりやすいものには、電池、充電器、乾燥ケース、耳せん、イヤモールド、修理費、紛失時の対応などがあります。

電池式の場合は、定期的に空気電池を交換します。充電式の場合は電池交換の手間が少ない一方で、充電器の扱いや、長期使用後のバッテリー関連の確認が必要です。耳せんは消耗品で、汚れや劣化があると音の出方や装着感に影響します。イヤモールドを作る場合は、本体とは別に費用がかかることがあります。

また、響きが気になって何度も着け外しをする方は、紛失リスクにも注意が必要です。小型の耳あな型や目立ちにくいタイプは便利ですが、落としたときに見つけにくいことがあります。保証内容に紛失対応が含まれるか、修理時の代替機があるかも確認しておくと安心です。

通院や来店に時間がかかる方は、交通費や付き添いの負担も見落とせません。響きの調整は一度で終わらないことがあるため、通いやすい場所かどうかは大切です。遠隔調整に対応する機種もありますが、すべての補聴器やすべての不具合に対応できるとは限らないため、事前確認が必要です。


見積もり前の確認点

見積もりを取る前には、響きの悩みをできるだけ具体的に整理しておくと、機種選びと調整がしやすくなります。「音が響く」だけでは原因が広いため、どの音が、どの場面で、どのくらい不快なのかを伝えることが大切です。

例えば、次のようにメモしておくと相談しやすくなります。

  • 自分の声だけが響くのか
  • 食器や紙の音も気になるのか
  • ピーピー音がするのか
  • 家の中だけか、外でも起きるのか
  • 片耳だけか、両耳で起きるのか
  • 補聴器を入れてすぐか、時間がたってからか

この情報があると、音量調整の問題か、耳せんの形か、ハウリングか、慣れの段階かを判断しやすくなります。可能であれば、家族にも聞こえ方の変化を確認してもらうとよいでしょう。自分では声の大きさに気づきにくいことがあるためです。

また、試聴できるかどうかも重要です。店内ではよく聞こえても、自宅や駅、スーパー、飲食店では響き方が変わることがあります。見積もりでは、機種名と価格だけでなく、試聴期間、再調整の回数や費用、保証、修理、補助制度についても確認しておくと、購入後の不安を減らせます。


補聴器

千里山補聴器でできること


1か月試せる安心感

補聴器の響きが心配な方には、実生活で試せる期間があることが大きな安心につながります。千里山補聴器では、補聴器を自宅や生活環境で1か月間じっくり試聴できる案内があります。

店内では聞こえやすく感じても、実際の生活では条件が変わります。家族の声、テレビの音、食器の音、車の音、スーパーのざわつきなど、響きやすい場面は人によって違います。このため、短時間の試聴だけで決めるより、日常の中で確かめるほうが判断しやすいです。

例えば、朝の家族との会話では快適でも、夕方の台所では食器の音が響くことがあります。駅や商店街では周囲の音が多く、聞き取りにくさが出るかもしれません。こうした場面を試聴中に確認できれば、購入前に調整や機種変更を検討できます。

響きに敏感な方、初めて補聴器を使う方、以前の補聴器が合わなかった方には、1か月の試聴は特に向いています。一方で、試聴中に違和感をそのまま我慢してしまうと、せっかくの期間を活かしきれません。気になる音はメモに残し、早めに相談することが大切です。


経験ある技能者が調整

補聴器の響きは、機種選びだけでなく調整の積み重ねで変わります。千里山補聴器では、29年の経験を持つ認定補聴器技能者が対応し、生活環境や聞こえの状態に合わせて調整を行うと案内されています。

補聴器は、ただ音を大きくすれば聞き取りやすくなるものではありません。聞こえにくい音を補いながら、不快に感じる音を抑え、自分の声のこもりや周囲のうるささを細かく調整する必要があります。特に響きの悩みは、耳せんの形や音の出し方、慣れの進み具合が関わるため、相談しながら仕上げることが大切です。

例えば、「自分の声だけ響く」「低い音がこもる」「外ではピーピー鳴る」「台所の音がつらい」では、見るべきポイントが違います。経験のある担当者に具体的な場面を伝えることで、音量、周波数ごとの調整、耳せんの変更、装着方法の確認につながります。

また、千里山補聴器では他店購入の補聴器に関する相談も受け付けていると案内されています。今使っている補聴器の響きが気になる方も、買い替えだけでなく再調整で改善できる可能性があるため、まずは状態を見てもらうとよいでしょう。


複数メーカーから選べる

補聴器の音の感じ方は、メーカーや機種によって違います。千里山補聴器では、GNリサウンド、フォナック、シバントス、ワイデックス、オーティコン、リオネット、スターキーなど複数メーカーを取り扱っていると案内されています。

複数メーカーから選べる利点は、ひとつの音質や形に限定されにくいことです。柔らかく感じる音、はっきり聞こえる音、雑音を抑える設定、スマートフォンとの連携、充電式の使いやすさなど、重視したい点に合わせて候補を比べられます。補聴器は相性があるため、ひとつ試して合わなかったからといって、すべての補聴器が合わないとは限りません。

また、2025年5月発売のリサウンド・ビビア、リサウンド・サビ―の試聴や無料貸し出しも案内されています。最新機種に関心がある方は、実際に自分の声の響きや騒がしい場所での聞こえを確認してから判断しやすくなります。

店舗は阪急千里山駅西口より徒歩2分、吹田市千里山の地域密着型の補聴器専門店として案内されています。響きの調整は何度か相談することもあるため、通いやすさは重要です。気になる方は、まずは電話や来店予約で相談内容を伝えておくと、当日の確認がスムーズになります。


補聴器

よくある質問


響きは何日で慣れますか

補聴器の響きに慣れる期間は人によって違います。数日で落ち着く方もいれば、数週間から数か月かけて少しずつ慣れる方もいます。

なぜ差が出るかというと、聴力の状態、補聴器を使っていなかった期間、音への敏感さ、装用時間、調整の進め方が違うためです。長く聞こえにくい状態が続いていた方ほど、生活音や自分の声が急に大きく感じられることがあります。

例えば、最初から一日中つけると疲れてしまう方は、静かな部屋で短時間から始める方法が向いています。自分の声が響く方は、小さめの声で音読したり、家族と短い会話をしたりして、声の聞こえ方に慣れていくとよいでしょう。

ただし、耐えられないほど響く、頭痛がする、耳が痛い、ピーピー音が続く場合は、慣れだけで解決しようとしないでください。音量や耳せんが合っていない可能性があります。数日使ってもつらさが強い場合は、早めの再調整をおすすめします。


AI補聴器なら響きませんか

AI機能がある補聴器でも、響きがまったく起きないとは言い切れません。AIは雑音を抑えたり、会話を聞き取りやすくしたりする助けになりますが、耳をふさぐことで起こる自分の声のこもりまでは、機能だけで完全に解決できない場合があります。

補聴器の響きには、音の処理だけでなく、耳せんの形、耳の穴との相性、通気、装着の深さが関わります。つまり、よい機能を持つ補聴器でも、耳に合わない状態で使うと違和感が残ることがあります。

例えば、騒がしい場所で会話を聞き取りやすくする機能は役立ちます。一方で、自分の声が頭にこもる悩みには、低い音の調整や耳せんの変更が必要になることがあります。AI搭載機を選ぶ場合も、試聴して自分の声がどう聞こえるかを確認しましょう。

最新機種が向いているのは、会話の多い環境で使う方、騒音下の聞き取りに困っている方、音の自然さを重視したい方です。ただし、予算や使う場面によっては、別の機種が合うこともあります。機能名だけでなく、生活での聞こえ方を基準に選ぶことが大切です。


片耳だけでも大丈夫ですか

片耳だけの補聴器が合う場合もありますが、両耳に難聴がある方は両耳装用をすすめられることがあります。両耳で聞くほうが、音の方向や距離感をつかみやすく、騒がしい場所での聞き取りにも役立つためです。

片耳だけだと、補聴器をつけた側に音が偏って感じられることがあります。これにより、響きやうるささを片側だけ強く感じる方もいます。また、聞こえにくい側を使わない状態が続くと、会話の聞き取りに不利になることもあります。

例えば、テレビや家族との会話だけなら片耳で十分と感じる方もいます。一方で、外出が多い方、車や自転車の方向に気づきたい方、複数人で話す機会が多い方は、両耳で試したほうが違いを確認しやすいです。

ただし、聴力の左右差が大きい場合や、耳の病気がある場合は判断が変わります。片耳か両耳かは価格だけで決めず、聴力測定、生活環境、安全面、響き方を含めて相談しましょう。試聴できる場合は、片耳と両耳の聞こえ方を比べると納得しやすくなります。


ハウリングは自分で直せますか

軽いハウリングなら、自分で改善できることがあります。まず確認したいのは、補聴器が正しく入っているか、耳せんが浮いていないか、耳あかで音の出口がふさがっていないかです。

ハウリングは、補聴器から出た音が外に漏れ、マイクに戻ることで起こります。耳せんが浅く入っている、サイズが合っていない、マスクのひもや帽子が当たっている、手で耳を覆っているなど、日常のちょっとした動作で鳴ることがあります。

例えば、補聴器を入れ直したら止まる場合は、装着の深さや向きが原因かもしれません。耳せんを掃除して改善する場合もあります。マスクを外すと止まるなら、補聴器や耳せんにひもが触れている可能性があります。

ただし、何度入れ直しても鳴る、以前より鳴りやすくなった、音量を下げないと使えない場合は、専門店で確認しましょう。耳せんの変更、イヤモールド作成、ハウリング抑制の調整が必要なことがあります。無理に音量だけ下げると、会話まで聞き取りにくくなるため注意が必要です。


耳鼻科に行くべきですか

急な聞こえの変化、耳の痛み、耳だれ、めまい、片耳だけの強い違和感がある場合は、補聴器の調整だけでなく耳鼻科の受診を考えたほうがよいです。耳の状態によっては、治療が必要なことがあります。

補聴器は聞こえを補う医療機器ですが、聴力そのものを治すものではありません。耳あかが詰まっている、中耳炎などの病気がある、急に聴力が落ちたといった場合は、補聴器を調整する前に医学的な確認が必要です。

例えば、昨日から急に片耳が聞こえにくい、耳が詰まった感じが強い、めまいを伴うといった場合は、早めに耳鼻科へ相談しましょう。反対に、以前からの難聴で、補聴器をつけたときの響きや音量が気になる場合は、補聴器店で調整できることもあります。

迷う場合は、補聴器店に相談しつつ、必要に応じて耳鼻科を案内してもらうと安心です。補聴器の響きは調整で改善することもありますが、耳の健康状態を確認することも同じくらい大切です。


補聴器

失敗しないための確認


補聴器の響きは調整で変わる

補聴器の響きは、我慢するものと決めつける必要はありません。自分の声が響く原因、ピーピー音の原因、周囲の音がうるさく感じる原因はそれぞれ違い、調整の方法も変わります。

大切なのは、響き方を具体的に伝えることです。「自分の声がこもる」「食器の音がきつい」「外でピーピー鳴る」「長くつけると疲れる」など、場面を分けて伝えると、音量や耳せん、通気、機種の見直しにつながります。家族に声の大きさや会話の様子を確認してもらうのもよい方法です。

また、補聴器は購入後の再調整が重要です。最初の設定だけで完璧に合わせるのは難しいことがあり、実生活で試してから少しずつ仕上げていくほうが自然です。試聴期間があるお店、相談しやすいお店、複数メーカーを比べられるお店を選ぶと、響きの不安を減らしやすくなります。

吹田市周辺で補聴器の響きに悩んでいる方は、阪急千里山駅から徒歩2分の千里山補聴器で相談できます。1か月間の試聴貸出、経験27年の認定補聴器技能者による対応、複数メーカーからの提案が案内されています。購入を急がず、まずは「どの音が響くのか」を一緒に確認することから始めてみてください。お気軽にご相談ください。ご来店予約はこちらから、または営業時間内にお電話でどうぞ。


補聴器の音が響く時の要点

  • 補聴器で音が響く原因は故障だけとは限らない
  • 自分の声のこもりは耳をふさぐことで起きやすい
  • ピーピー音は音漏れによるハウリングの可能性がある
  • 自声の響きとハウリングでは対策の方向が違う
  • 軽度難聴では耳をふさぎにくい耳せんが合う場合がある
  • 中等度以上では耳型に合うイヤモールドが役立つ場合がある
  • 最新機能は助けになるが耳に合う調整が欠かせない
  • 最初から強い音量にすると響きや疲れが出やすい
  • 慣れる練習は必要だが強い不快感は我慢しないことが大切
  • 本体価格だけでなく電池や耳せんなどの費用も見るべき
  • 試聴期間があると自宅や外出先で響き方を確認しやすい
  • 通いやすい店舗は再調整の負担を減らしやすい
  • 相談時は響く場面と音の種類をメモしておくとよい
  • 耳の痛みや急な聞こえの変化がある時は耳鼻科も考えるべき
  • 補聴器の響きは機種選びと調整の両方で変わる


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千里山補聴器

住所

〒565-0851

大阪府吹田市千里山西1-41-24

マスダビル1F

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営業時間

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代表者名 中本 明男

阪急千里山駅から徒歩2分という立地にあり、迷わず足をお運びいただけるわかりやすい場所にございます。周辺環境も落ち着いているため、初めての方でも安心して訪れていただけます。貸出対応や調整のために繰り返しご来店いただく方も多く、近隣にお住まいの方には特に通いやすい環境です。

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