初めてでも安心|補聴器のフィッティングとは?
聞こえに合わせる流れと選び方
補聴器のフィッティングが何をするものか分からない方へ、調整内容や回数、再調整の目安、販売店選びまでやさしく解説します。
補聴器のフィッティングとは聞こえに合わせて
調整を重ねること
補聴器のフィッティングとは、使用する方の聞こえ方や生活環境に合わせて補聴器を選択・調整し、補聴効果を確かめながら再調整していくことです。
補聴器は、購入した機器をそのまま耳につければ誰でも同じように聞こえるものではありません。聞こえにくい音の高さや程度、言葉の聞き取り方、快適に感じる音量は一人ひとり違います。
このため、補聴器では「どの商品を選ぶか」と同じくらい「どのように合わせていくか」が大切になります。
フィッティングと単なる音量調整の違い
フィッティングは、単純に補聴器の音量を上げ下げする作業だけではありません。
例えば「テレビの音は聞こえるのに会話が分かりにくい」という方に、すべての音を一律に大きくすると、食器の音や周囲の物音まで強く感じることがあります。
反対に、周囲の音が気になるからと全体の音量を下げすぎると、本来聞き取りたい会話まで小さくなる場合があります。
そこで、聞こえの状態や困っている場面を確認しながら、必要な音を聞き取りやすくし、負担に感じる音をできるだけ抑える方向へ調整していきます。
「フィッティングでは何をするの?」という疑問への答えは、聞こえを測って設定するだけではなく、実際の使い心地まで確かめながら自分に合う状態へ近づけていくことです。
初回の設定だけで終わらない理由
補聴器のフィッティングは、一度の調整だけで完成するとは限りません。
特に補聴器を初めて使う場合、今まで聞こえにくかった音が急に入ってくると、必要な音まで「大きい」「気になる」と感じることがあります。最初から強い設定にするのではなく、無理のない聞こえから始め、使いながら慣れていくことも大切です。
また、店舗では問題なく感じても、自宅のテレビ、家族との会話、買い物、電車、飲食店など、実際の生活では聞こえ方が変わることがあります。
こうした違いを確認して再調整するところまで含めて、フィッティングと考えると分かりやすいでしょう。
フィッティングで確認する内容と調整の流れ
良いフィッティングを行うためには、補聴器だけを見るのではなく、聞こえの状態と実生活での困りごとを一緒に確認することが大切です。
初めて相談するときは、専門的な言葉を覚えておく必要はありません。「家族の声が聞き取りづらい」「テレビの音量を上げることが増えた」など、普段困っていることを伝えるだけでも重要な情報になります。
聴力だけでなく言葉の聞き取りや生活環境まで確認
補聴器を合わせる際は、聞こえの測定結果だけで機種や設定を決めるわけではありません。
例えば同じような聴力でも、自宅で家族との会話を重視する方と、仕事で会議や複数人の会話を聞くことが多い方では、必要とする聞こえ方が異なります。
フィッティングでは、次のような内容が判断材料になります。
- どの程度の音が聞こえているか
- 言葉をどの程度聞き取れるか
- 大きすぎると負担に感じる音はどの程度か
- どのような場所で補聴器を使いたいか
- 誰との会話で困ることが多いか
- どのような音を聞き取りやすくしたいか
大切なのは、測定結果だけを見て終わらせず、「生活のどこで困っているのか」まで共有することです。
補聴器を選び、聞こえ方を確かめながら調整
聞こえの状態や希望を確認したら、補聴器の候補を選び、実際に音を聞きながら調整します。
補聴器には耳かけ型や耳あな型などの違いがあり、メーカーによって音質や搭載されている機能にも違いがあります。このため、価格や見た目だけでなく、聞こえや使い方との相性まで確認することが大切です。
調整するときは、「大きく聞こえるか」だけを見るのではありません。会話が聞き取りやすいか、周囲の音が負担になりすぎていないか、自分の声に違和感がないかなども確認します。
こうした確認を重ねることで、単に音が大きい補聴器ではなく、日常生活で使いやすい補聴器へ近づけていきます。
実生活で試してから行う再調整
店舗内だけで補聴器の聞こえを判断するのは難しい場合があります。実生活には、店内とは異なる音がたくさんあるためです。
例えば、静かな場所ではよく聞こえていても、飲食店では会話が分かりにくいことがあります。テレビは問題なくても、複数人で話す場面では聞き取りづらいこともあるでしょう。
このような違いは、実際に使って初めて分かります。
試聴期間がある場合は、「良かった」「悪かった」だけではなく、「どこで」「誰の声が」「どのように聞き取りづらかったか」を覚えておくと、次の調整につなげやすくなります。
フィッティングが合っていないと感じるときの
確認ポイント
補聴器を使っていて違和感があるからといって、すぐに「補聴器が自分に合わない」と判断する必要はありません。
設定を見直すことで使いやすくなる場合もあれば、機種や形状、装用方法などをあらためて確認したほうがよい場合もあります。
「うるさい」「会話が聞き取りにくい」と感じる場合
フィッティングを見直したい代表的なきっかけは、補聴器をつけているのに必要な声が聞き取りづらかったり、周囲の音が負担に感じられたりするときです。
例えば、次のような状態は相談時に伝えておきたいポイントです。
- 会話より周囲の音ばかり大きく感じる
- 食器の音や生活音が気になりすぎる
- 自分の声が響いて感じる
- テレビは聞こえるのに会話が分かりにくい
- 静かな場所では問題ないのに、騒がしい場所では聞き取りづらい
- 複数人になると話についていきにくい
同じ「聞こえにくい」でも、困っている場面によって確認する内容は変わります。
だからこそ、「もっと大きくしてください」と伝えるだけではなく、具体的な生活場面を伝えることが大切です。
自分で確認できる範囲と専門家に任せたい範囲
補聴器の聞こえに違和感があるとき、自分で確認できるのは、電池や充電の状態、装着状態、いつ・どこで聞こえにくかったかといった範囲です。
一方、聞こえに合わせた細かな設定変更や、現在の設定が適切かどうかの判断は、専門家に相談するほうが安心です。
補聴器は単純な音響機器ではなく、一人ひとりの聞こえに合わせて使う医療機器です。聞こえ方に合わせた設定には専門的な知識が必要になります。
また、補聴器の調整だけでは判断できない耳の状態については、耳鼻咽喉科への相談が必要になることもあります。補聴器店だけで解決しようとせず、必要に応じて医療機関と役割を分けて考えることが大切です。
フィッティングを依頼する販売店の選び方と費用の確認
補聴器を選ぶときは、本体価格だけでなく、購入後のフィッティングや再調整まで含めて確認することが大切です。
補聴器は長く使うものなので、「買うときの説明が分かりやすいか」だけではなく、「使い始めてから困ったときに相談できるか」まで見ておきたいところです。
資格や経験だけでなく継続して相談できるかを確認
販売店を選ぶ際の判断材料の一つが、補聴器について専門的な知識と技術を持つ担当者がいるかどうかです。
認定補聴器技能者は、補聴器の選定や調整に関する専門的な知識・技能を持つ人です。初めて補聴器を選ぶ方は、誰が聞こえを確認し、誰がフィッティングを担当するのかを確認するとよいでしょう。
ただ、資格だけで販売店を決める必要はありません。
実生活で試せるか、購入後の再調整に対応しているか、聞こえ方の相談を継続できるかなども重要です。
補聴器は、機械を購入した時点がゴールではありません。長く相談できる相手かどうかまで含めて選ぶことが、使いやすさにつながります。
フィッティングの回数・期間・費用の考え方
「フィッティングは何回必要?」という疑問に、全員共通の回数を決めることはできません。
聞こえの状態や補聴器への慣れ方、使用する場所などによって必要な調整は変わるためです。初回の設定で大きな問題がなくても、実生活で使った結果をもとに再調整することがあります。
また、フィッティングや再調整の料金についても販売店によって扱いが異なります。
購入前には、本体価格だけを見るのではなく、購入後の調整費用が含まれているか、再調整に費用がかかるか、他店で購入した補聴器にも対応しているかを確認しておくと安心です。
千里山補聴器が大切にするフィッティングと
アフターケア
千里山補聴器では、補聴器を販売するだけではなく、実生活で使いやすい聞こえへ近づけるためのフィッティングを大切にしています。
阪急千里山駅西口から徒歩2分、吹田市千里山で補聴器についてご相談いただける専門店です。補聴器の新規購入だけでなく、聞こえの再調整や修理、他店で購入された補聴器についてのご相談も受け付けています。
29年の経験を持つ認定補聴器技能者による調整
当店では、29年の経験を持つ認定補聴器技能者が対応しています。
私たちが大切にしているのは、「音を大きくすれば聞きやすくなる」と単純に考えないことです。聞こえの状態や耳の形、普段どのような環境で過ごしているかを確認しながら、必要に応じて調整を繰り返します。
また、複数メーカーの補聴器を取り扱っているため、特定の商品だけを前提にするのではなく、聞こえ方や生活環境、ご予算を確認しながら候補を考えます。
「自分にはどの補聴器が合うのか分からない」という段階でも、まずは聞こえの悩みを整理するところからご相談いただけます。
1か月の試聴で実生活の聞こえ方を確認
千里山補聴器では、補聴器を1か月間試聴できる貸し出しを行っています。
補聴器の聞こえ方は、店舗だけでは十分に判断できません。自宅での家族との会話、テレビ、外出時の音、買い物など、普段の生活の中で使ってみることが大切です。
初めて補聴器を使う方の場合、すぐに強い音へ合わせるのではなく、無理のない音量から少しずつ慣れていくこともあります。
1か月という期間を使って実際の生活で聞こえを確認し、気になる点があれば調整することで、「購入したものの使わなくなった」という失敗をできるだけ避けやすくなります。
他店購入の補聴器や再調整についての相談
現在使っている補聴器に不満がある場合も、買い替えだけが選択肢とは限りません。
千里山補聴器では、聞こえの再調整についてご相談いただけます。また、他店で購入された補聴器についてのご相談も受け付けています。
当店で購入された補聴器の調整は無料で行っています。現在の補聴器について「最近聞き取りづらくなった」「音がうるさく感じる」といった悩みがあれば、一度状態を確認することが大切です。
他店購入品については、機種や状態などによって対応できる内容が異なる場合があります。調整の可否や費用を含め、事前にご確認ください。
補聴器のフィッティングに関するよくある質問
フィッティングは何回くらい必要ですか?
必要な回数には個人差があります。
聞こえの状態、補聴器を使った経験、生活環境、補聴器への慣れ方などによって変わるため、「何回で完成」と一律には決められません。
大切なのは、回数そのものよりも、実生活で困っていることが少しずつ改善されているかを確認することです。
試したあとに「食器の音が気になる」「家族の声は聞こえるけれど外では難しい」といった具体的な情報を伝えると、次の調整につなげやすくなります。
補聴器を購入したあともフィッティングは必要?
購入後にもフィッティングが必要になる場合があります。
補聴器への慣れによって感じ方が変わることがありますし、長く使う間に聞こえの状態が変化する可能性もあります。また、生活環境が変われば、以前は気にならなかった場面で聞き取りづらさを感じることもあります。
購入時の設定をずっと使い続けるものと考えず、違和感が出たときに相談できる販売店を選ぶと安心です。
補聴器がうるさい場合の相談目安
補聴器を使い始めると、今まで聞こえにくかった生活音まで聞こえ、「音が増えた」と感じることがあります。
一方で、負担が大きくて補聴器を外したくなる状態が続く場合や、聞きたい会話よりも周囲の音ばかりが気になる場合は、調整について相談するきっかけになります。
自己判断で使うのをやめてしまう前に、「どの場所で、どの音が気になるか」を記録して相談すると、原因を整理しやすくなります。
調整だけお願いする場合の確認事項
すでに補聴器を持っている方は、購入店に再調整を相談する方法があります。
他店で購入した補聴器を別の販売店へ相談したい場合は、メーカーや機種、現在の状態などによって対応が変わる可能性があります。
千里山補聴器では、他店で購入された補聴器についてもご相談いただけますが、対応可能な内容や費用については事前確認をおすすめしています。
補聴器のメーカー名や機種が分かる場合は、ご相談時に伝えていただくと確認がスムーズです。
補聴器店へ行く前に耳鼻咽喉科へ相談したほうがよい場合
聞こえにくさの中には、補聴器を合わせる前に医療機関で確認したほうがよい場合があります。
補聴器は聞こえを補助する医療機器ですが、耳の病気を治療するものではありません。治療できる可能性がある難聴なのか、補聴器による聞こえの補助が適しているのかは、医療的な判断が必要になることがあります。
耳の状態について不安がある場合は、補聴器だけで解決しようとせず、耳鼻咽喉科への相談も検討してください。
千里山補聴器では、補聴器を無理におすすめするのではなく、まず聞こえについてのお悩みを伺っています。「補聴器が必要か分からない」「今使っている補聴器が合っているか確認したい」という段階でも、お気軽にご相談ください。
補聴器のフィッティングとは何か迷ったときの確認ポイント
- 補聴器のフィッティングとは、聞こえや生活環境に合わせて選択・調整・確認を重ねていくことです
- フィッティングは単純に補聴器の音量を上げ下げする作業だけではありません
- 聴力だけではなく、言葉の聞き取りや困っている生活場面も重要な判断材料です
- 初めて補聴器を使う場合は、無理のない音から少しずつ慣れていくことがあります
- 店舗でよく聞こえても、実生活では聞こえ方が異なる場合があります
- 「うるさい」「会話が聞き取りづらい」と感じたときは再調整を検討するきっかけになります
- フィッティングに必要な回数は、聞こえの状態や慣れ方によって異なります
- 補聴器を購入したあとも、聞こえ方に応じた再調整が必要になる場合があります
- 販売店を選ぶ際は、購入後も継続して相談できるかを確認することが大切です
- フィッティングや再調整の費用は、購入前に確認しておくと安心です
- 自分で設定を大きく変えるより、具体的な困りごとを専門家へ伝えることが調整につながります
- 耳の状態について医療的な判断が必要な場合は、耳鼻咽喉科への相談も大切です
- 千里山補聴器では、29年の経験を持つ認定補聴器技能者が聞こえに合わせて調整しています
- 1か月の試聴期間を利用し、普段の生活で聞こえを確認できます
- 他店購入の補聴器や現在の聞こえ方に不安がある場合も、まずはお気軽にご相談ください
Access
Access
千里山補聴器
| 住所 | 〒565-0851 大阪府吹田市千里山西1-41-24 マスダビル1F Google MAPで確認 |
|---|---|
| 電話番号 |
06-6310-0311 |
| FAX番号 | 06-6310-0311 |
| 営業時間 | 10:00~18:00 |
| 定休日 | 日,祝日 |
| 代表者名 | 中本 明男 |
阪急千里山駅から徒歩2分という立地にあり、迷わず足をお運びいただけるわかりやすい場所にございます。周辺環境も落ち着いているため、初めての方でも安心して訪れていただけます。貸出対応や調整のために繰り返しご来店いただく方も多く、近隣にお住まいの方には特に通いやすい環境です。
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